最近、FjordBootCampの先生がプログラムを「綺麗」なプログラムと表現する文章を見ました。
何気ない1文ではありましたが、他人様が何かを「綺麗」と表現するのを初めてか、相当久しぶりに見た気がします。
感性は人それぞれ違うわけですが、無駄のない、上手なプログラムの書き方を、「綺麗」と表現したのだと思います。
僕には、プログラムを見て、「綺麗」とか「美しい」と思う感性はまだありません。
多分、汚い(無駄の多い)プログラムを沢山書いたり、見たりしてきた上で、無駄のない、上手なプログラムを見た時、汚いプログラムを直した時、「華麗だ」とか「はーっ、綺麗だな」とか思うのだと思います。
好きこそ物の上手なれという言葉がありますが、本当だと思います。
下らない例になりますが、「寿司打」というタイピングゲームがあります。
僕はこの「寿司打」をやっていて、ハイスコアがずっと停滞していたのですが、この間、新しくハイスコアを更新しました。
そのきっかけは「長い文字列をタイピングできた時の方が高い得点がもらえる」
事に気付いたことです。
その結果、「長い文字列の方が時間が掛かるから損」→「長い文字列=嫌い」というマインドから「長い文字列の方が得点が多く貰えるから得」→「長い文字列=好き」に変わったことでした。
そうなることで、プレイ中に長い文字列が出てきた時、「嫌だな」から「うおーっ、美味しい!いけー!!」と奮起できるようになった。アドレナリンが出るようになった訳です。
その違いが新しいハイスコアを産んだ、自己ベストを記録できた要因だったと思います。
自己ベストでも新しいタイム(記録)を更新するって凄いことではないだろうか。
そういう意味ではまだまだ僕はプログラマーの域ではないんだろうなと思います。
プログラムに感動するという体験を沢山して、プログラミングを好きになることが、上達への近道なのではないだろうかと思うのでした。